MEO対策とは

Googleで検索した際に表示されるGoogleマップとお店の情報って何で決まっているか知っていますか?MEOと呼ばれる集客施策の一つなのです。
実店舗やサービス地域を持つ事業者にとって認知拡大・集客ができる方法です。

集客に課題を感じている・どうすればいいか分からないという方、MEO対策を検討してみてはいかがでしょうか?

1.MEOについて

■MEOとは

MEOは、マップ検索エンジン最適化(Map Engine Optimization)の略です。
Google検索に表示されるローカル検索*結果でGoogleビジネスプロフィール**の情報が上位に表示されるように、様々な最適化施策を行い認知・集客に結びつけることを指します。

ローカル検索結果にはGoogleマップと店舗情報が3つ表示されるため、この3枠に店舗の情報を表示することができれば、競合店舗より露出が増え、認知・集客の効果を見込むことができます。
そのため、MEOは、実店舗やサービス地域を持つ事業者が認知拡大・集客を有利に進めるために重要な施策です。

MEO

*:ローカル検索結果は、主に地域系キーワードで表示される結果のことをいいます
**:Googleビジネスのプロフィールは、Googleが提供するビジネスオーナー向けの情報ツールです

■MEOをするとどうなるのか

MEOをするとこのような効果があります。

ピアノを習いたいと思った際に、Googleの検索エンジンを開き「地域名+サービス」で調べたことってありますか?
例えば「渋谷 ピアノレッスン」と入力して検索するとGoogleマップと一緒に店舗情報が表示されます。地図で場所が分かり、Googleビジネスの情報もワンクリックで取得できるため、商品や口コミを見てユーザーが実際に店舗に向かう・Webサイトに訪問して問い合わせをするというアクションが簡単にできるようになります。

piano

MEOをしていると上位に表示され店舗訪問数やWebサイトへの問い合わせ数を増やすことができるのです。

2.MEOのメリット・デメリット

■メリット

MEOのメリットは大きく分けて2つあります。一つはSEOよりも競合性が低く費用も安いこと。もう一つは、媒体に頼らず集客ができることです。

SEOよりも競合性が低く費用も安い
SEOは大手企業やポータルサイトなどが費用と時間をかけて対策をし上位を占めています。そのため、競合性が高く上位にランキングさせるのは難しいです。また、内容も幅広くコンテンツ作成や内部施策等の専門的な知識と継続的なメンテナンスの費用がかかります。
MEOでは、ターゲット地域に存在する店舗だけが競合となるので、SEOに比べると圧倒的に競合性も低く費用も大きく抑えられる傾向にあります。

媒体に頼らず集客できる
飲食店では「食べログ」や「ぐるなび」、サロンは「ホットペッパービューティー」など、集客の際に媒体を利用することが多いです。
これらの媒体で自社の集客を成功させる場合、店舗情報を上位に表示させる必要があります。上位に表示させるためには、掲載プランをアップグレードする等変更しなければなりません。その結果、掲載料金と手数料(媒体各社による)等の費用が想定以上にかかってしまう可能性があります。
MEOは媒体に比べれば安く対策できる施策です。手数料もかからないので自己完結型の集客が可能となります。

■デメリット

MEOのデメリットは大きく分けて2つあります。一つは実店舗やターゲット地域を持たないビジネスは効果を得にくいということ。もう一つはポジティブな口コミを充実させる必要があることです。

実店舗やターゲット地域を持たないビジネスは効果を得にくい
MEOは特定の地域をターゲットとした店舗・サービスの認知拡大・集客に繋がる施策です。
そのため、店舗やターゲット地域を持たない業種、例えばネットショップ等のオンラインで完結するビジネスはMEOをしてもメリットはありません。

ポジティブな口コミを充実させる必要がある
MEOの一つとしてビジネスプロフィールの「口コミ」を充実させる必要があります。
これは、ユーザー自身が店舗やサービスを利用した感想などを自由に書き込める機能です。
口コミは放っておいても集まるものではありません。ユーザーに口コミ入力を依頼したりキャンペーンを行い口コミ入力を促進するなどの行動が必要になります。
また、口コミを入力していただいたとしてもポジティブな内容ばかりではなく、当然ネガティブな内容が書き込まれることもあります。
万が一ネガティブな口コミを書かれてしまった場合には真摯な返答を行い、サービス改善に務めることで他のユーザーからの印象も悪いままにはならないはずです。
(MEOの口コミは明らかな誹謗中傷を除き、原則として削除されません)

3.MEO対策

MEO対策を始めるにはまず「Googleマイビジネス」への登録が必要です。
Googleマイビジネスとは店舗情報を管理するためのツールで、Googleマップと連動しています。ここでいう店舗情報とはGoogle検索、またはGoogleマップで検索された際に表示されるものです。
登録は無料になっているので気軽に始められます。Googleマイビジネスの公式ページから登録をしてみましょう。

Googleマイビジネスへの登録はこちらから

■Googleマイビジネスを充実させる

Googleマイビジネスの登録が完了したらプロフィールの内容を充実させましょう。
Googleは、「ユーザーの皆様が求めている情報を提供する」「関連性と信頼性の高い情報を提供し続けることができているかを測定する」と表明しています。
Googleからの評価が高くないと上位に表示されることはありません。
そのため、ユーザーが知りたいであろう情報「名前・住所・電話番号」等プロフィールに詳細を入力する必要があります。また、店舗やサービスを利用するかの意思決定に繋がる写真や動画などを充実させることも非常に大切です。可能な限りGoogleマイビジネスの内容を充実させることは、ユーザーが知りたいであろう情報を提供することに繋がるため非常に重要な対策になります。

■口コミを増やす

「いい口コミはユーザーの満足度が高い」とGoogleが判断する材料となります。
そのため、サービスを利用してくれたユーザーが満足できるサービスを提供し、Googleから評価されるということは、上位表示を実現できる可能性を高めることに繋がります。

4.まとめ

MEOは地図検索の上位表示を目指すものですが、順位アップが最終目的ではありません。
検索上位はあくまでも手段であり、最終目的は検索ユーザーがサービスを認知し、利用(購入)することです。そのため、集客に繋がる対策をしなければ意味はありません。
検索上位を獲得し認知度を上げ、自社の魅力を最大限に伝え、サービスを利用(購入)したくなる要素を多くアピールすることが重要です。

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