いまからでも遅くない! オンラインレッスン導入 メリット・デメリット

コロナ禍以降オンラインレッスンが当たり前に行われるようになってきました。
遠方に住んでいて通うことができない、会社や育児でなかなか通う時間がとれずレッスンを受けたくても受けられないという方がオンラインレッスンが普及したことにより希望のレッスンを受けられるようになりました。
いままで習い事が様々な要因で受けられなかった人がオンラインであれば…。と受講を始めています。
オンラインレッスンを始めることで新規の顧客獲得の可能性が広がるかもしれません。また、オンラインレッスンであれば継続して通うことができたのにという途中離脱も防げるかもしれません。
そういった可能性をもったオンラインレッスン市場やメリット・デメリットをまとめました。オンラインレッスンの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

1.オンラインレッスンとは

オンラインレッスンとは、インターネットを使用して講師と生徒が直接対面せずに遠隔で
Zoomなどのビデオ通話ツールを利用してオンライン上でおこなうレッスンです。
インターネット環境があり、ご自宅など場所の確保ができれば場所を問わず受講することができます。

■オンラインレッスンの市場

株式会社矢野総合研究所の「eラーニング市場に関する調査を実施(2021年)」によるとコロナ禍以降、対面教育をおこなうことができない環境が生じました。安全に学びたい・遠隔で受講をしたいという顧客からの需要が高まったことで市場が拡大傾向にあります。

市場規模、予測

コロナ禍以降さらに増えてきているオンラインレッスンは、国全体が取り組みを推奨しています。
補助金や助成金についてもコロナ禍を経て「非対面型ビジネスモデルへの転換」のための設備やシステム投資に対しての要件が追加され、企業のビジネスでのオンライン活用を推奨する流れが加速しています。

オンラインレッスンを始めるときに必要となるPCやタブレット、ZoomなどのオンラインレッスンツールもIT導入補助金2022では補助金の対象となっています。IT導入支援事業者と協力して申請すること等、条件は複数あるので、詳細はIT導入補助金2022をご確認ください。
今後のオンライン活用は増えていくと共に、オンラインレッスンも更に浸透していくと考えられています。

■顧客の声

ゼヒトモを利用してオンラインレッスンを実際に受けた顧客からは

・小さい子供がおり、外出もなかなか難しいので、オンラインに対応してくださり、とても助かっております。
・オンラインで全国の人と交流しながら、体を動かすことによりリフレッシュ出来ました!
・オンラインなので遠くても、時間がなくても受けられるので助かっています。
・朝、オンラインでできるという手軽に自宅でできるというメリットもあるからこそ続けられているのかもしれないです! 今後も続けていきたいと思っています!

というお声をいただいております。

場所や時間を問わずに受講できることや、自宅など慣れ親しんだ場所で受けられるという点が、顧客にとってもオンラインレッスンを受ける明確なメリットであることが分かります。

2.オンラインレッスンのメリット・デメリット

■メリット

新規顧客獲得・既存顧客離脱防止
オンラインレッスンを導入したことによるメリットは下記が挙げられます。
・新規顧客の獲得
・商圏の拡大
・既存顧客の離脱防止

コロナ禍直後は対面を避け自宅で安心安全に学びたいという顧客のニーズと合致することで新規顧客や既存顧客の離脱を防ぐことが可能となりました。
また、オンラインレッスンにすることで自身のサービス範囲を広げ商圏の拡大を図った結果新規顧客獲得・既存顧客の離脱を防ぐことにも成功しています。

オンラインレッスンとオフラインレッスンの併用も効果的とされています。
顧客に選択肢を提示することで既存顧客の離脱を最低限に防ぐことができると考えられています。

■デメリット

質の担保
オンラインレッスンでは、いままでのレッスンの質の担保が難しいとされています。
「顧客の反応が分かりにくい」・「通信環境によるトラブル」などオフラインレッスンでは発生し得ないトラブルが発生する可能性があるからです。

費用・工数がかかる
いままで実施していなかった方であれば、パソコンやビデオ通話システム、カメラ等の用意が必要となります。ご自身のスマートフォンで行うこともできますが、大勢の顧客とレッスンを実施するということであれば大きな画面を用意する必要があるかもしれません。
また、ビデオ通話システムの招待URLの案内や事前接続確認等、オンラインならではの費用や工数がかかってきてしまいます。

3.オンラインレッスンの始め方

オンラインを始める際の手順は下記となります。
①機材・ビデオ通話システムを用意する
②レッスンの告知から開催までの流れを組み立てる
③予約取得、オンラインレッスンを実施

①機材・ビデオ通話システムを用意する
オンラインレッスン開始時には、機材・ビデオ通話システムを用意する必要があります。
語学・楽器・運動系とレッスンの種類によって必要となるものは異なりますが、最低限の用意をしたうえで、必要なものを追加で購入していくほうがいいでしょう。
・パソコン・タブレット
・Wifiルーター
・Webカメラ
・イヤホン・ヘッドフォン

また、必須ではないですがマイクやヘッドセット・広角レンズやパソコンスタンドスマートフォン用三脚などもあると便利かもしれません。

ビデオ通話システムは、Zoom・Skype・FaceTime・LINE等がありますので内容を確認して、自身が使いやすいものを導入してください。

②レッスンの告知から開催までの流れを組み立てる
実際にどのような流れで顧客を集客し開催するのかを検討する必要があります。
・レッスンの内容
・スケジュール
・料金
・時間
・決済方法
・使用ツール
・告知方法(ホームページやSNSなどオンラインなどどういった方法で告知をするか)

③予約取得、オンラインレッスンを実施
オンラインレッスンの予約を獲得し、オンラインレッスン実施となります。
事前に接続テストや使用ツール毎に異なりますが利用URLの送付など準備を忘れずに行ってください。

はじめてオンラインレッスンをした際には、アンケートをとって今後のオンラインレッスン改善に向けて顧客からの意見を回収してもいいかもしれません。

4.まとめ

コロナ禍以降さらに普及したオンラインレッスンは、国全体も取り組みを推奨しています。
オンラインならではのデメリットもありますが、商圏の拡大、新規顧客の獲得や継続顧客の離脱を防げるというメリットもあります。
是非、オンラインレッスンの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

くわしく話を聞いてみる
お電話でのお問い合わせ
フォームでのお問い合わせ