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キャッシュレス決済 導入のススメ_2

近年キャッシュレス化が進んでおり、コロナ禍以降更に様々な支払い方法を利用する人が増えてきました。
現金を持ち歩かずにキャッシュレス決済ですべて済ませてしまうという人もいると思います。

支払い方法の選択肢が増えてきた中で、多様な支払い方法を利用できない事業者は顧客の選択肢から外れてしまう可能性があります。
リフォームや外構エクステリアなどの工事費用の支払いは、一般的に銀行振込が多いといわれています。新しい支払い方法に取り組むことで新規顧客の獲得できる可能性があがるかもしれません。
今回、キャッシュレス決済の普及状況や支払い方法の種類を記載していますので、自社にあった支払い方法を検討し導入してみてはいかがでしょうか。

1.支払い方法について

決済方法は、大きく分けるとキャッシュレスと現金払いの2つに分けられます。

決済方法一覧
■キャッシュレス

クレジットカード
クレジットカードでの支払いは、実店舗ではサインもしくは暗証番号で、Web上ではクレジットカード番号や有効期限などの入力をして商品などの代金支払いができる決済手段です。
キャッシュレス決済の中でも一番利用されている決済方法になります。

電子マネー
電子マネーでの支払いは、プリペイド型とポストペイ型に分かれる現金を同等の価値を持つデータに変換し、それによって支払いを行うものです。

プリペイド型は、Suicaなどの交通系電子マネーに代表され、あらかじめ電子マネーのカードアプリにチャージし、その金額の範囲内で買い物をする仕組みになります。
ポストペイ型は、後から代金を請求される後払いのもので、クレジットカードなどと連携させて、支払日にまとめて利用料金が引き落とされる仕組みとなっています。

QRコード
QRコードでの支払いは、二次元コードを利用した決済手段です。
スマートフォンにQRコード決済アプリをダウンロードし、クレジットカードを連携などをすることで支払いができます。
ユーザーにとっては、現金の用意が不要でクレジットカード決済のようにサインや暗証番号が不要なため利便性が非常に高いといえます。

キャリア決済
キャリア決済での支払いは、商品代金を各キャリアのID・パスワード認証を利用して、商品などの代金を電話料金や通信料金と併せて支払うことができる決済手段です。
クレジットカードを所有していなくても使用でき、スマートフォンで決済を行うためユーザーの利便性を高めることができるでしょう。

■現金

現金払い
現金払いは、店舗やサービスを受けた後直接現金で支払うことです。
お金の管理がしやすくどこのお店でも利用できることや不正利用がないという点で多くの人が利用する支払い方法です。

銀行振り込み
銀行振り込みは、自社の指定の口座に料金を振り込んでもらう支払い方法です。
簡単に導入することができ、クレジットカード等のキャッシュレス決済を利用しないという層にアプローチできるものです。

コンビニ決済
コンビニ決済は、購入時に払いだされる特定の番号を使って、全国の主要なコンビニエンスストア店頭で商品等の代金を支払うことができる決済手段です。

2.キャッシュレス決済の普及状況

経済産業省が公表しているデータによると、コロナ禍等の影響もありキャッシュレス決済を利用する人は年々増えています。
2020年時点での日本のキャッシュレス決済比率は29.7%となり、コロナ禍による民間最終消費は落ち込んでいたものの、キャッシュレス決済手段のすべてにおいて決済金額が伸びるという結果になりました。

キャッシュレス比率

引用元:三菱UFJリサーチ&コンサルティング『キャリア決済を中心としたキャッシュレス決済の動向整理』より

キャッシュレス決済は、若年層のみではなくすべての世代において利用されており、20代以上では70歳以上を除き50%以上の利用率となっています。

また、キャッシュレス決済を利用する理由としては、支払い手続きが迅速である。割引やポイントなどの特典があるなどのメリットを上げている方が多い傾向にありました。

キャッシュレス決済利用率(年齢層別)
キャッシュレス決済に対する意識

引用元:消費者庁『第1部 第2章 第2節 (5)キャッシュレス決済に対する意識』より

このことからもキャッシュレス決済を利用する人が多く、ユーザーにとっても複数のメリットがあることが分かります。
また、キャッシュレス決済は政府が進めたい政策の一つであるため、今後も利用・導入が促進されるでしょう。(経済産業省『キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた観光整備検討会』より)

3.支払い方法を増やすメリット・デメリット

■メリット

新規顧客の獲得ができる
現金を持たずにキャッシュレス対応の事業者を積極的に選ぶ顧客も増えており、MMD研究所は、Square株式会社(以下Square)と共同で調査した「実店舗における消費者のキャッシュレス決済利用動向調査」によると、現金のみの対応店舗だったため来店をやめた人やキャッシュレス決済の導入状況でお店選びをしたことがあるという人が、それぞれ30%を超える結果でした。

キャッシュレス決済の可否で店舗選び

引用元:MMD研究所『キャッシュレス利用者の3割以上がキャッシュレス未対応が理由で来店をやめたことがある キャッシュレス決済、普及の体感は61.3%、期待は60.3%

これは実店舗が調査対象のため比較するのは難しいかもしれませんが、キャッシュレスできるか否かが事業者の選定理由に含まれるということはいえるのではないでしょうか。
支払い方法の選択肢を増やすことで、新規の顧客獲得ができるかもしれません。

未回収リスクの回避
支払い方法を増やす(主にキャッシュレス決済の導入)ことで、売上未回収リスクを低くすることができるとされています。
コンビニ決済や銀行振り込み等の後払い方式では、顧客の状況によって支払いが滞ることがあると思いますが、電子マネーは、すでに顧客が電子マネーを購入しているため現金と同じようにその場で決済完了することができ未回収リスクを低くすることができます。

■デメリット

現金とキャッシュレス両方の管理が必要
支払い方法を増やした場合、今までの現金払いがなくなるという訳ではありません。
そのため、キャッシュレス決済分の会計管理と現金の管理が必要となります。
なお、キャッシュレス決済分の会計管理に関しては一定効率化が図れるはずです。

初期費用、決済手数料が発生する
支払い方法を増やした場合、導入時の初期費用や手数料といったコストがかかってきます。
電子マネーの場合、チップを読み取るための専用端末を購入、あるいはレンタルする必要があります。
また、決済毎に事業者側に手数料が発生するため、商品やサービス価格の見直しが必要になる場合もあります。

4.まとめ

コロナ禍以降、キャッシュレス決済が増えてきている中で、現金のみや銀行振込のみでは顧客から選ばれなくなるかもしれません。

様々な支払い方法を紹介しましたが、他社との差別化を図り新しい顧客の獲得を目指すために、自社にあった支払い方法を検討し導入してみてはいかがでしょうか。

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