スマホでもできる!ビフォーアフター写真のうまい撮り方

実際の商品が存在しない状態で自社の魅力を顧客にアピールする必要があるリフォーム会社や工務店にとって、施工事例の写真は、集客や成約率をUPさせるための重要な営業ツールです。仮に同じ技術力、金額を提供できる2社が施工事例の写真をHPに掲載し、1社は綺麗で技術力やデザイン力が十分に伝わる写真、もう1社は、暗い・ブレているなど魅力が伝わらない写真を掲載している場合、どちらを顧客は選ぶでしょうか?答えは明白ですね。
そこで今回は、初心者でも、スマホでも施工事例を上手に撮影できるコツをご紹介します。自社の魅力を存分にアピールできる施工事例写真を掲載して、売り上げUPに繋げてくださいね。

【目次】

1.ビフォー・アフター写真は構図やアングルを同一に

リフォーム前の写真はバリエーション豊富に撮影しておく

同じ現場とわかるようリフォーム前後で共通するものを写し込む

iphoneで撮影するなら『Perfect BA』というアプリもおすすめ

2.プロと素人の違いは“水平・垂直”がとれているか否か

脇をしめて構えることで水平をキープ

スマホ(カメラ)はどんな時も真っ直ぐに立てる

“グリッド”機能を使えば簡単に水平・垂直が確認可能!

3.撮影は明暗差のつきにくい時間を狙って

.施工した場所以外も要注意

.まとめ

1.ビフォーアフター写真は構図やアングルを同一に

ビフォーアフターの写真は「驚くほどきれいになった」「使い勝手が格段にUPしている」といった驚きを見る人に与えることが大切です。変化をひと目で比較できるよう、ビフォーアフターで撮影位置、構図、アングル、明るさができるだけ同じになるように意識をして撮影を行いましょう。構図やアングルを揃えた写真撮影のために、意識したい3つのコツは以下です。

■リフォーム前の写真はバリエーション豊富に撮影しておく

リフォーム後の写真と合う選択肢を増やすためにも、リフォーム前の写真はバリエーション豊富に撮影しておくのがおすすめです。工事に入る前に撮影日を設けて、現調写真とは別に、様々なアングルから撮影を行いましょう。

■同じ現場とわかるようリフォーム前後で共通するものを写し込む

ひと目でビフォーアフター写真が同じ現場だとわかるよう、建物の形状や玄関、窓など前後で共通するものを写し込んでおくようにしましょう。

■iPhoneで撮影するなら『Perfect BA』というアプリもおすすめ

同じ構図、アングルで撮影するのが難しいという人におすすめなのが『Perfect BA』というお手軽比較カメラアプリです。このアプリを使用すれば、以前撮影した写真と全く同じ構図で写真を撮影したり、合成写真を瞬時に作成することが可能です。

2.プロと素人の違いは“水平・垂直”がとれているか否か

室内、外観ともに直線のものが多く写る被写体の場合、ちょっとした傾きがあるだけで、見る人に違和感を与えます。そこで大切なのが、写真撮影の基本ともいわれる“水平・垂直”をしっかりと意識して撮影を行うことです。カメラの構え方さえ覚えれば簡単に“水平・垂直”をとることができますよ。

■脇をしめて構えることで水平をキープ

スマホ(カメラ)を構える時は、腕がブレないように左右の脇を軽く閉め、固定します。次に左右の腕の高さをしっかりと合わせ、スマホの高さが左右同じになるようにしましょう。画面を見ながら、壁や窓枠といった横の直線が水平になっているか確認しながら撮影を行います。また、自分が見ているものと撮影したものにズレが生じないよう、スマホは目線と同じ高さに構えるようにしましょう。

■スマホ(カメラ)はどんな時も真っ直ぐに立てる

垂直を調整するために気をつけたいのがスマホの「前後の傾き」です。スマホを下向きに構えると空間は下に向かって狭く、上向きに構えると上に向かって狭く写ってしまいます。目的があって床や天井を撮影したい場合は問題ありませんが、通常の撮影ではスマホは“真っ直ぐ立てる”ように意識して、撮影を行いましょう。

■画像が暗いときは“露出”の調整を

コンパクトカメラや一眼レフを使って撮影を行なっている方は、自然光で撮影した画像が暗いと感じる場合、オート機能で撮影するのではなく「露出」を調整しましょう。一般的な露出調整ボタンはプラスとマイナスで表記されていますが、プラス方向にすれば画像が明るく、マイナス方向にすれば画像が暗くなるはずです。スマートフォンで撮影をされている場合も、露出の調整が可能なものが多いので、チェックしてみてくださいね。

■グリッド線機能を使えば簡単に確認可能!
物件_三分割法

これまでにご紹介したカメラの構え方をマスターするだけでも、水平・垂直はとれますが、より正確に水平・垂直を意識した撮影を行いたいという方はデジカメはもちろん、スマホにも搭載されている“グリッド”機能を活用してみましょう。この機能を利用すると、画面上に写真を縦横三分割する白い線が現れるので、水平・垂直を目視で確認することができますよ。

3.撮影は明暗差のつきにくい時間を狙って

写真が暗くなるのを避けるため、お天気の良い日を狙って撮影を行う方が多いかと思いますが、晴天など日差しが強すぎる場合、影も強く出てしまうため、注意が必要です。過剰な明暗差を避けるためには、11時〜13時ごろの日差しがきつすぎる時間帯は避け、朝方や夕方など柔らかな日差しが当たる時間帯を利用するのがおすすめです。

4.施工した場所以外も要注意

撮影をしていると施工したものに意識を集中しがちですが、洗濯物や電線、電柱など余計なものが写り込んでしまっては、せっかくの写真が台無しになってしまいます。窓ガラスや鏡に撮影者が写り込むといったミスも起こりがちなので、見落とさないように気をつけましょう。

4.まとめ

いかがでしたか?いくつかのポイントをおさえるだけで、プロのクオリティに迫る写真を撮影することが可能です。素敵な事例写真を撮影し、自社の魅力をアピールする強力なツールとして、活用してくださいね。

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