自分の教室で自由な着付けを。独立後の集客を支えるゼヒトモの存在

きもの花逸 中根 花 様

今回インタビューしたのは、東京都で着付け・着物教室の先生として活躍している、中根 花さんです。自分自身がプロを探す目的でゼヒトモを利用したことをきっかけに、プロ側としても登録し、レッスンの集客手段として利用開始。その後、順調に新規生徒を獲得している、その秘訣をお伺いしました。

導入前の課題
ホームページはあるものの紹介や口コミによる集客がメインでもっと生徒を増やしたいと思っていた

ゼヒトモの効果
反響数は多い月で導入前の10倍になり、安定的に生徒を獲得できている

一生続けられる仕事として選んだ着付け講師の道。もっと技術を伝えたい思いで教室を開く

元々は着物とは全然関係のない、ファイナンシャルアドバイザーとして銀行や証券会社で金融商品を販売する仕事をしていました。結婚を機に退職をして。しばらくは家庭に入り、仕事のブランクが空いたことで、次の仕事として何をするかじっくり考える機会ができたんですね。そこで、歳をとっても続けられて自分のためになるお仕事、と考えたときに、日本文化に関わるものがいいと思い、華道とお着物を習い始めました。

式事の際には、母親はよく着物を着ていたので、馴染みはありましたが、本格的に学んだのはそこからですね。華道も好きだったのですが、家で猫を数匹飼っていて、花瓶を倒しちゃったり、猫にとっては毒性の植物なんかもあったりで、生花を飾ることが難しくなってしまい、着物一本に絞ることにしました。

どうせやるならトップまで上り詰めたいという気持ちで、京都きもの芸術文化協会認定の上級師範をとり、習っていた着物教室の本部講師を務めるまでになりました。しかし、講師として授業を担当する以外にも集客や販売会といった業務も多くて。私としてはもっと着物の技術や楽しさを伝えることにフォーカスしたいという思いがあったので、自分でお教室を開くことにしました。

お着物って人生の節目に着る機会が多いですよね。自分が着付けを教えることで、そういった人生における大事な場面に華を添えられるところがこの仕事のやりがいです。また、自分自身いろんな流派で学ばせていただいた知識を生かしながら、生徒様には流派にこだわらずにその方の得手不得手に合わせた着付けを提案していけることも、自分の教室ならではの面白さだと思います。

クライアント側として使い始めたゼヒトモ。こんなに簡単にニーズに合ったプロを探せるなら、と自分もプロ登録してみることに

ゼヒトモに出会ったのは自分がプロを探していてクライアント側として利用したことがきっかけです。こんなに簡単に身近なプロを見つけられるんだ、と。当時、ホームページはあったもののメインの集客手段は紹介や口コミに頼っており、生徒を増やしたいと思っていたタイミングでもあったので、自分もプロ側として登録してみようと思ったんです。

まずは様子見で使ってみようという気持ちで始めましたが、コインの購入に関しては、もし依頼が全く来ずにコインのまま残ってしまったらどうしようと、躊躇う気持ちがありました。ですが、サポートの方に色々を話を聞いてみて、コイン消費の仕組みや見込みの依頼数についても教えていただけたので、最終的にはすごく納得した上で始めることができました。

ゼヒトモ利用前と比較すると10倍近く反響数が増えた月も

使い始めるとすぐに5件依頼が来て、3件成約になりました。その後もコンスタントに依頼をいただいています。ゼヒトモを始めたことでホームページの閲覧数も増えましたし、月によって差はありますが、毎月3〜10倍の反響数になっています。

POINT①LINE通知機能でタイムリーにアプローチできる
案件があるとすぐにLINEで通知がくるのは楽ですね。通知が来たらすぐに返すようにしています。お客様は空いている時間に依頼を出されていると思うので、その時間にすぐにアプローチをかけることで、返事をいただきやすくなります。また電話でお話できると話が早くスムーズに進められるので、電話番号が開示されている場合は、できるだけかけるようにしています。

POINT②サポートが手厚い
使い始める際、担当の方には本当に手厚くサポートしていただきました。文章を書くのはそんなに得意ではないので、メッセージやプロフィール文を作るのもすごく時間がかかってしまうんですよね。サポート担当の方にご相談すると、私がお客様に伝えたいことを箇条書きにしたものをうまく文章に落とし込んでくれました。

また、事前に私のホームページもご覧になって、どんなことをしているかも把握した上で色々とアドバイスいただけて。本当に信頼しています。

成功のポイントは、お客様の気持ちに寄り添って、一歩先回りしたご提案をすること

一番最初にお客様にコンタクトを取る時に、どのようなことをしたいのかのヒアリングとこちらで提供できることの提示、プラス、一歩二歩先回りした提案をつけて送るようにしています。例えば「レンタルもあるので手ぶらでいいですよ」「お着物は(レッスン以外の日も)お預かりしますよ」というように、お客様のハードルになるようなことを取り除くようにしています。

こちらはレッスン後に撮影会をされた際のお写真です。梅の蕾と春色をエッセンスにしたコーディネートとのこと。レッスンでは、着付けのみでなく、コーディネートまで考えた装いを伝えられているそうです。

今後は、築いてきた知識や人脈を生かして着物の文化も伝えていきたい

これまで様々な流派でお勉強してきたこともありますし、また、お仕事で呉服店に関わらせてもらってることもあって、コロナになるまでは京都や熱海で行われる展示会によく行っていました。

そういった繋がりで、色んな織元さんとも仲良くさせてもらっていて、「販売なしでもOKなので今度生徒さんを工房見学に連れておいでよ」と言って下さる方も多いんですね。なので、今後は生徒さんを展示会や工房に連れて行ってあげて、着物を着ることだけではなく、着物の文化も伝えていきたいと思っています。

また、国家資格も持っているので、資格・検定にチャレンジされる方を応援されるようなレッスンコースも作っていきたいです。自分が勉強する時そうだったんですが、きもの文化検定や国家資格を目指す際に、座学を教えてくれるところって全然ないんですよ。

また実技試験で問われる内容も普通の着付けレッスンで行う内容とは全然違うものなので、そういった対策ができるレッスンも提供していきたいですね。

ゼヒトモを検討している方へのメッセージ

お客様の定義を自分で決めてしまっていることってよくあると思うんですね。私自身「この場所だったら遠いから来てくれないだろう」といった固定概念を持ってしまうことがあります。でも、ゼヒトモを始めてみて、こちらがお客様を決めるのではなく、お客様が自分を選んできてくれるんだなと感じるようになりました。

ゼヒトモを通じて来られたお客様の中には、男性の方で袴の着付けを習いたいという方がいらっしゃったんです。紹介では絶対に繋がらなかっただろうと思いますし、こういったニーズがあるんだという気づきにもなりました。

そういった新たなお客様層の発見ができ、仕事の幅が広がるところも、ゼヒトモで集客をする良さだと思っています。また、費用も割安ですね。初めてまだ半年ですが、かけたコストは十分回収できていますし、ゼヒトモをやって本当によかったなと思います。

※掲載内容は取材時点(2022年9月7日)のものです。