出張シェフに活路を見出し、ゼヒトモ経由で集客を開始!コンスタントにお客様を獲得する秘訣とは

出張シェフのプロ 篠﨑 淳史 様

今回インタービューしたのは、首都圏を中心に出張シェフとして活躍する篠﨑淳史さん。料理人として多様なジャンルを学び、多数のテレビ番組にも取り上げられてきました。2021年6月にゼヒトモへ登録後「お客様に寄り添う出張シェフ」として高い評価を得ており、遠方のお客様からも選ばれ続けています。7割がリピーターと言う篠﨑さんにゼヒトモの活用方法を聞いてみました。

コロナの逆境を利用して開業

―出張シェフを始める以前のことを教えていただけますか?

自分が本当にやりたいことはなんなのか模索していた時期に飲食の世界に飛び込みました。たまたま働き始めたレストランで「一緒に働きたい」と思えるオーナーに出会い、本格的に料理人の道を目指すことにしたんです。そのレストランではフレンチ、イタリアン、日本料理などさまざまなタイプの料理を学ばせてもらいました。

―何がきっかけで出張シェフになったのですか?

コロナで飲食店全体が大きなダメージを受けたことがきっかけです。緊急事態宣言下でも売上を確保しなくてはいけない。何か手段はないかとリサーチをしていた際に出張シェフのサービスを知りました。

世の中のご時世的に外出機会が失われており、出張料理は絶対に売れるという確信がありました。そこで自分が勤める飲食店の新たなサービスとして出張シェフをスタート。しかし会社としてやるには、店に立つ人と出張に出る人両方の人員を確保しなくてはいけないなど難しいことも多かったんです。

本気で出張シェフに力を注いでいきたいと考え、昨年独立し、現在のサービスをスタートさせました。

―同じ料理の世界と言えど大きな変化ですよね。

そうですね!今まで飲食店でお客様を待っているスタイルから、今度は自分で行ったこともないエリアに行き、料理をするというのは新鮮でした。

変化で言うと、お店で働いているときより一人ひとりのお客様のことを考えるようになったと思います。ファミリー層への料理なのか、企業へのケータリングなのか、ファミリーでもお子さんがいる、いないなど、出張シェフの場合は提供するメニューをより細かく考える必要があります。和食、洋食など何を提供したら喜んでもらえるか常に考える日々になりました。

お店の場合、料理長のこだわりが詰まっていて、それが代々後世に受け継がれてお店の味となっています。でも私は良い意味でこだわり過ぎず、お客様側に寄り添った料理を提供したいんです。

ゼヒトモでの集客開始後3ヶ月で成果が見え始める

―独立直後からゼヒトモをご利用いただいていますよね。スムーズに使いこなせましたか?

そうですね、最初の2、3か月は苦戦をしたこともありますが、コツを掴んでからはスムーズに使えていると思います。元々ゼヒトモに登録しただけで集客ができる訳ではないとわかっていたので、まずはランクを上げて「新規登録」の状態から抜け出すことに注力しました。

他のサービスでもよく見かけますが、ゼヒトモにもブロンズ、シルバー、ゴールドといったランク付(※1)があります。ミッションをクリアしランクを上げることでゼヒトモの使い方をより理解できるので、そのための条件をクリアすることを目標としていました。最初は大変でしたが、今ではゴールドになりました。

※1:このランクは、プロ道場というゼヒトモ内のコンテンツでミッションをクリアしていくごとにゼヒトモの使い方が分かるようになるものです。

―現在はゼヒトモを使いこなしているようにお見受けします。具体的にはどのように解決していったのですか?

先ほどお話したように、まずミッションをクリアするためには必要なことを実施しました。出張シェフを始めたばかりだったので、評価をもらうには成約しないといけない。この点が難しいと思いましたが、最初の1、2件成約してコツが掴めてきたんです。たとえば私の場合、成約しやすい説明文のポイントがわかってきて、順調に成約も評価も増えていきましたね。

それから提案メッセージで事前にお客様が重視しているポイントを聞くようにしました。価格だけを重視するお客様とのマッチングは難しいこともあります。しかし料理のコース内容に不安があるお客様には、できるだけ寄り添いフレキシブルに対応しているのでうまく成約するようになりました。

―使いこなしていただけてよかったです!他のポータルサイトも利用されているんですか?

はい、ゼヒトモ以外に3つのポータルサイトへ登録しています。他社サイトで月に決まる案件は1件程度ですが、ゼヒトモは月に3~5件新規顧客からの依頼があるので助かっています。リピーター客が多い私にとって、ゼヒトモはお客様と連絡を取る最初の1回費用が発生するのみで、成約報酬は全額受け取ることができる点もありがたいです。

 

7割以上がリピーター!選ばれ続けるシェフの秘訣とは

―マッチングする方はどのようなお客様が多いですか?

私のお客様のほとんどは神奈川の方なんです。神奈川7割、埼玉・茨城2割、東京1割といった感じです。東京での登録をしているんですけどね(笑)。神奈川には何かご縁があるみたいです。というのも以前ゼヒトモを通して私からアプローチした神奈川のお客様がいました。そのときは成約せず半年ほど何も連絡がなかったのですが、突然「箱根で出張料理をしてくれないか?」とメッセージが入ったんです。忘れられていると思っていたので驚きましたよ。

お客様層でいうと、小さいお子様がいるファミリーからの依頼が多いですね。小学校低学年くらいまでのお子様連れだと外食に行くのも気を遣うし、大変じゃないですか。家族みんなで気軽に、でも少し贅沢にご飯を食べたいと思ったとき、私のサービスを利用してくれるのでしょうね。

―そうしてご縁のあったお客様のうち、どれくらいの人がリピートしてくれているのですか?

ゼヒトモ経由で新規の顧客になってくれた人のうち、大体7割以上がまた私のサービスを利用してくれています。私が気さくな性格のためでしょうか、お客様もとても気軽に「〇〇日予約とれますか?」と連絡してきてくれます。

―7割のリピーターはすごいですね!何か工夫されていることはあるのですか?

ゼヒトモで新規顧客とマッチした後のアフタフォローには注力しています。必ずビジネスカードをお渡しして、たくさんいる出張シェフの中でも印象付けられるように意識しています。「楽しく」が私のモットーで、お客様とも家族のように交流していきたいと思っています。その想いがお客様にも伝わっているのか、ゼヒトモ上のレビューは4.9と高い評価をいただいています。

夢は全国を周る出張シェフ!

―篠﨑さんのこれからのことを教えてください。

大きく分けて3つの目標があります。
1つ目はInstagramなどのSNSにも力をいれていこうと思っています。SNSを通じて自分自身を知ってもらうことで、ご依頼をいただけるようにしたいです。そのために、投稿のお手伝いをする方を増やしたいとも考えております。

2つ目はリピーター向けの施策としてキャンペーンを企画したり、ポイントカードを作ったりするのも楽しそうだなって。ずっと私のサービスを使い続けていただけるよう、盛り上がるイベントを企画して、お客様と一緒に楽しんでいけたらいいですよね。

あと最終的な目標としては関東だけでなく全国に広げて「旅するシェフ」のようになりたいです。全国の料理を学びたいですし、自分も楽しみながら料理に触れていたいんです。味付けや盛り付けの勉強ができる上に、土地ごとの客層の違いなどビジネスに活かせる学びもできそう。そして楽しいとは一石三鳥じゃないですか!(笑)

料理に関わるすべてを学びつつ、出張シェフを続けながら自分の人柄を知ってもらい価値提供をしていくのが目指すところです。

―最後にゼヒトモを検討している方へ一言いただけますか?

ゼヒトモはリピーター獲得にも繋がる集客サイトだと思います。最初の2、3か月は手探りの状態があるかもしれませんが、レビューを集めたり、説明文を工夫したりして着実に進めていくことを意識してみてください。登録後、続けていくうちに費用対効果を感じられると思いますよ。

※掲載内容は取材時点(2023年4月4日)のものです。